デザインシステムの重要性を再認識した話
えほ/Ehor.
はじめに
Nuller開発チームでは、それぞれが持つ独自のアイデアや技術力を結集し、オンラインで活動している開発チームです。
本記事では、私たちが数年かけて気づいた「デザインシステム」の重要性と、導入によって得られたメリットについて紹介します。
デザインシステムとは?
デザインシステムとは、デザインに関するルールやガイドライン、コンポーネントなどを体系的にまとめたものです。
「タイトルの装飾をしたい!」という時、あなたならどうしますか?
例)線を使ったデザイン、塗りつぶしを適用したデザインなど…
もちろん「あしらいパターン」がたくさんあるのも重要ですが、デザインを毎回考えるのは時間がかかり大変ですし、悩んでしまいます。
Nullerでは以下のようなデザイン例で運用しています。

「デザインシステムの制定」で得られたこと
「効率化」や「再利用」といった制作側のメリットはもちろん、それ以外の側面でも良い影響がありました。
それは「ブランド化」です。
例えば、Nullerらしいデザインで告知ポスターを掲示したとします。
もしそのポスターを見た人がNullerのことを知ることで、「これはNullerが作っているのかな」と直感的に認識できるように、ブランディングを確立することができます。
終わりに
いかがでしたでしょうか?
デザインシステムは、「あれこれ悩む時間」を減らし、制作の効率を高めるだけでなく、チームやブランドの印象を形づくる大切な仕組みです。
もし皆さんも複数人で何かをつくる機会があれば、ぜひ取り入れてみてください。
今後は、Next.js(React)やAstroで活用できるコンポーネントライブラリの構築にも取り組んでいきたいと考えています。
登壇したイベントについて
冒頭でもお伝えした通り、本記事の内容は、2025年7月に開催された 学校法人角川ドワンゴ学園(N高グループ)と株式会社サイバーエージェント様主催の「合同LT会」で発表した内容です。
私たち「Nuller」は、N高グループに所属する在校生・卒業生によって構成されています。
「デザインシステム」以外にも、Nuller内でのさまざまな取り組みを合同発表会で紹介しています。
▼当日使用した発表資料
▼当日の様子は、学園ブログからご覧いただけます。